自動清掃式エアフィルター

自動清掃式エアフィルターは、自動で粉塵を除去できる新しいタイプのフィルターで、長期間にわたり連続的な空気清浄が可能です。ガス流の中から粉塵やその他の不純物を取り除き、清浄な空気が装置内に進入することを保証します。

動作原理:

清浄空気室の出口は空気圧縮機の入口に接続されています。負圧の状態では、微細な粉塵粒子はブラウン運動、拡散および静電効果によりフィルターカートリッジ表面に吸着され、一方で比較的大きな粉塵粒子は慣性衝突およびふるい効果によってフィルターカートリッジ表面で捕捉され、粉塵層（ダストケーキ）を形成します。抵抗が設定値に達すると、差圧信号が圧力検出ポートを介してPLCに送信されます。パルス弁が通電して開き、高圧空気流がブローパイプを通って逆流し、フィルターカートリッジ表面の粉塵を吹き落とします。これにより設備は正常な運転状態に戻ります。

製品の特徴：

自動逆洗清掃：フィルターカートリッジの清掃は差圧または時間で制御できます。PLCは予め設定された順序で逆洗を行います（逆洗時間：0.1～0.2秒）。これにより空気圧縮機は2年間連続運転が可能となり、停止が不要になります。

プリフィルター：コットンウッドの綿毛や葉などの大きな異物の侵入を防止し、フィルターカートリッジの寿命を延長します。

木材パルプ繊維またはポリエステル素材でできたフィルターメディアは、低抵抗、高精度、防水、耐油性、帯電防止の特性を備えています。

取り付けが簡単な電気制御モジュール。電源と空気供給を接続するだけで使用可能です。

初期抵抗は150Pa以下。

カスタマイズ可能な非標準仕様にも対応しています。

適用分野：

化学、鋼鉄、冶金、自動車、食品、電子機器、その他の産業分野。